モニター監視により、設備の状況確認や異常の有無、遠隔操作にてゲート操作・ポンプ運転等を行います。また、汚水は常時流れてくるので、24時間365日昼夜交代にて監視を行います。
普段は1人での監視操作ですが、大雨などで対応が困難な場合は、2人または3人体制で操作を行います。
水処理設備・汚泥処理設備の機器に異常がないか「日常点検・月次点検・年次点検」を行います。
機器のトラブルを未然に防ぎ、設備が安定して運転できるように管理しております。
下水処理場に集まってきた汚水、微生物が汚れを食べている処理途中の中間水、きれいになった放流水をそれぞれサンプリングして水質を測定したり、顕微鏡で微生物の様子を観察したりします。
その時々の状況に応じて運転方法を変更し、より良い水質にするよう心掛けています。
水処理で生じた汚泥を発酵させて発生する消化ガスを発電に利用します。再生可能エネルギーとして有効利用するために、ガス発電機の点検も重要な業務です。
機器のトラブルを未然に防ぎ、設備が安定して運転できるように管理しております。
排水機場(雨水ポンプ場)は、洪水時に本川から逆流した水によって支川の水があふれて浸水被害が発生することを防止するため、 ポンプにより強制的に本川に排除するために設けられた施設です。
平常時は保守運転を行い、大雨時の運転操作に備えています。大雨などで河川水位が上昇した場合、道路や住宅地が浸水しないように水位の状況を見ながら、ポンプの運転・ゲート操作を行います。
排水機場ではポンプや発電機を毎月点検しています。雨の多くなる出水期(5月から10月)には月2回に点検を増やします。年1回、より入念な年次点検を実施し、本操作時の動作に支障がないようにします。
河川に設置された水門を毎月点検しています。雨の多くなる出水期(5月から10月)には月2回に点検を増やします。排水機場同様、本操作時の動作に支障がないようにします。