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事業内容事業内容

下水処理場運転管理

生活排水や工場などから流れてくる汚水や雨水は、下水管を通って処理場へと集められます。 処理場では主に、汚水を微生物によって処理する方法(活性汚泥法)で、水をきれいにします。その後、微生物が沈んだ上ずみ水を消毒して河川や海に放流します。また、沈んだ微生物(汚泥)は肥料に加工したり、その前工程で発生した消化ガスを発電に使用するなど、有効利用しています。 機器の運転状況は、中央監視室にて常時モニターで監視しており、状況に応じて遠隔での運転操作を行います。ほかにも、設備機器の点検や水質試験を毎日行います。くわえて、故障対応といった修繕業務まで幅広く実施し、処理場を維持管理しています。

中央監視

中央監視室での監視の様子

モニター監視により、設備の状況確認や異常の有無、遠隔操作にてゲート操作・ポンプ運転等を行います。また、汚水は常時流れてくるので、24時間365日昼夜交代にて監視を行います。

機器点検

機器点検 現場での目視確認の様子

普段は水処理設備・汚泥処理設備の機器に異常がないか「日常点検・月次点検・年次点検」を行います。機器のトラブルを未然に防ぎ、設備が安定して運転できるように管理しております。

水質試験

水質検査 微生物顕微鏡観察の様子

下水処理場に集まってきた汚水、微生物が汚れを食べている処理途中の中間水、きれいになった放流水をそれぞれサンプリングして水質を測定したり、顕微鏡で微生物の様子を観察したりします。その時々の状況に応じて運転方法を変更し、より良い水質にするよう心掛けています。

消化ガス発電機点検

消化ガス発電機 点検の様子

水処理で生じた汚泥を発酵させて発生する消化ガスを発電に利用します。再生可能エネルギーとして有効利用するために、ガス発電機の点検も重要な業務です。 機器のトラブルを未然に防ぎ、設備が安定して運転できるように管理しております。

排水機場・水門運転管理

排水機場(雨水ポンプ場)は、洪水時に本川から逆流した水によって支川の水があふれて浸水被害が発生することを防止するため、 ポンプにより強制的に本川に排除するために設けられた施設です。 平常時は保守運転を行い、大雨時の運転操作に備えています。大雨などで河川水位が上昇した場合、道路や住宅地が浸水しないように水位の状況を見ながら、ポンプの運転・ゲート操作を行います。

排水機場点検

排水機場 点検の様子

排水機場ではポンプや発電機を毎月点検しています。雨の多くなる出水期(5月から10月)には月2回に点検を増やします。年1回、より入念な年次点検を実施し、本操作時の動作に支障がないようにします。

水門点検

水門点検の様子

河川に設置された水門を毎月点検しています。雨の多くなる出水期(5月から10月)には月2回に点検を増やします。排水機場同様、本操作時の動作に支障がないようにします。

宮崎水管理株式会社

〒880-0856
宮崎県宮崎市日ノ出町75番地

TEL 0985-29-5575
FAX 0985-29-5099